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腎を補いたいけどできないときは脾を補う
こんにちは、芍薬堂です。

今日はバリバリ漢方の話をしようかと思います。

先日お休みいただいて受けに行った講習会。
不妊漢方で有名な丘紅梅先生が講師でした。

時間が短い中で、いろんなお話しをしてくださったのですが
そこでさらっと話されてたことの中に、大きなヒントがありました。
私の中で、こういうときはこうした方が良いと思いながらも
それを漢方的にうまく説明できなかったことがあったのですが
それがクリアになりました。

その内容をマニアックに(笑)説明したいと思います❗️



今日お話ししたいのが、腎と脾について。
まず、腎ってなんぞやなんですが、
ざっくり言うと
人間の体の中には五臓六腑が納められていて
気、血、津液が身体の中をめぐっていると考えます。

五臓は、肝、心、脾、肺、腎

ここでいう五臓は西洋医学で考える臓器とは似ているけどちょっと違います。


そのうちの腎というのが、かなり大事でして
身体を温める元だったり、ホルモンと関わっていたり
耳や髪、脳などとも関わりあっていると言われています。
ここが弱ると、結構つらい症状が続くことが多いです。


で、腎というのは、生殖にも関わってくるので、
妊娠を希望される方には、ほぼ全員に腎を補う漢方を飲んでもらいます。


ところが、腎を補う漢方は、滋養の力があるために
味とか性質がちょっと重たいといいますか、
こってりとしたものなんですね。
ねっとり、まで行かないけどそれに近い感じ。


でね、こういうものを、脾(=消化器系とざっくり考えてください)
が弱い方

たとえば、
食欲があまりない、一度にたくさん食べられない、疲れやすい
食べると下痢する、食べるとむかむかしやすい、
消化できてない…など

がある方が、腎を補う漢方を飲むと
まれに気持ちが悪くなったり、もともとあった上記の症状が重くなったり
身体自体が重く感じたり、なんてことが起こり得ます。

それでも、腎を補う漢方にはほとんど脾も補う生薬が
入っていたりするのと、またその上記の症状を回避する手立ても
あるので、大きな問題にはならないことがほとんどなのですが

先日、腎を補いたいけど、脾が明らかに弱ってしまっているケースが
ありました。
脾が明らかに弱っているので、そこを先に立ち上げなければ
腎を補うところまでたどり着けない、のですが。
妊娠希望などで、腎を補うことの重要性を理解している方には
特に、この先に脾を補うというステップが
前向きにとらえられなかったりしますよね。


私自身も、これは一旦、脾を補うという別のステップを踏む
という風に捉えていたのですが…


実は、脾を補うことで腎も補うことができるのです。




長くなってしまったので
その仕組みを次回説明いたします‼️



それではまた。


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