安曇野にある漢方・ハーブ・アロマのお店
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漢方、みたいな
今日はまじめに漢方薬の話を。

タイトルは、ギャル風に(鼻声で(笑))読んでください。


漢方薬の効き目は生薬の質に左右されます。

生薬の質が良ければ、煎じても効果は期待できますし

粉薬に加工しても効果が期待できます。

ですが、この『質のいい生薬』というのがなかなかレアでして

日本ではなかなか手にするのが難しいとも言われます。


ある方がすごく久しぶりに相談に見えました。

『実は・・・病院から漢方薬(粉薬)を処方してもらっていたのですが

芍薬堂さんで飲んでいた漢方薬みたいに効果が見られなくて…』

『なぜ同じ名前の漢方薬でもこんなに効き目が違うのでしょうか?』


ちょっと、そのことについて書いてみようと思います。

芍薬堂に置いてある粉薬は、主には東洋薬行というメーカーのものです。

台湾の勝昌製薬で作られたものを、日本の東洋薬行が日本の基準で厳しい検査をし(3重チェックだそうです)

こちらに入ってきます。

一般用医薬品ですので、(第2類医薬品)病院からもらうよりも、お金の負担は大きいです。

(保険も巡り巡って自分のところへ負担が来ますが・・・)

ですが、生薬の選定から前処置(修治)まで徹底的にやるメーカーですので

効き目が全然違います。



皆さんもご存じのとあるメーカーが、当帰芍薬散という粉薬を作るとき

本来ならば『白朮』という生薬を使うところを、『蒼朮』という生薬を使います。

白朮は、脾胃を補い(ざっくりいえば胃腸を元気にし)水をさばく(余計な水を外に出す)

蒼朮は、脾胃を補う力はあまりなく、いや、むしろ脾胃を荒すこともあり、水をさばく

という違いがあります。

当帰芍薬散は、体力が乏しく、冷え症で貧血の傾向があり、疲労しやすく、むくみがあり・・・・

という、いかにも虚弱な人に使います。

当帰芍薬散が合う人は、胃腸が弱いです。

はて、そんな人に、蒼朮の入ったものを使ってもいいのか・・・?

治るつもりで飲んだのに、かえって悪くしては意味がないですよね。

だから、漢方薬は、ちゃんと古典通りに作られているものを

選ぶべきなのです。


東洋薬行の当帰芍薬散は、白朮です。

しかも最も適っているとされる、オオバナオケラの白朮です。

(白朮は、オオバナオケラという植物のものでも白朮だし

オケラという植物でも白朮と名乗れます。オケラの白朮は

どちらかというと蒼朮に近いといわれています)

オオバナオケラは、オケラと1けた値段が違うそうなので

日本ではほぼ使われていないらしいです・・・。


今まで、漢方を飲んでも効果がなかったという方、

もしかしたらそれは、『漢方みたいな漢方』、だったかもしれません。

漢方薬で体調を整えたいと思ったとき・・・

安いほう?

治るほう?


どちらを選びますか?




それではまた~(^o^)/




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